100日100話から作者のお気に入り作品を38作選出しました。

   

せっかくなので作品傾向で分類しました。

コメントも含めて、楽しんでいただければ幸いです。

童話・ほのぼの

【100日100話】024 刀になりたかったサンマの話

【100日100話】024 刀になりたかったサンマの話
サンマは刀になりたかった。 誰より白銀に輝くという、刀というものになりたかった。 サンマは魚である。...

→何者よりも白銀に輝くという刀に、サンマはなれたのでしょうか? 読者にも受けの良かったお話です。

 

【100日100話】025 ひとりぼっちのきいろいピエタ

【100日100話】025 ひとりぼっちのきいろいピエタ
今日のお題は「ナシ」です。――そのくにでは、ウサギのからだは白く、みみは紅いものでした。ひとりぼっち...

→赤い耳こそが至上の世界で、黄色い耳をしたピエタが自分を知るまでのお話。絵本風をねらって文字組に工夫しました。

 

【100日100話】040 小さきものの宿命

【100日100話】 040 小さきものの宿命
今日のお題は「われから」です。 ぐぐって一番に画像が現れ、叫びそうになったのは秘密です。 小さきもの...

→その鳴き声から「ワレカラ」と呼ばれた生き物の末裔は、人に見つからなくなった今でも、海で静かに鳴いている……ラストの解釈を聞いてみたい話です。

 

【100日100話】046 見られず、聞かれず、語られない、子供

【100日100話】046 見られず、聞かれず、語られない、子供
  畑のパイプに山の土を詰め、種芋を入れてマルチと呼ばれるビニールで覆う。 それもよくある黒一...

→賢しらゆえに無知と思われている子供の話。殺伐としていますが、入れるなら童話かな、と思いました。

 

【100日100話】047 ねんねこ猫ができるまで

【100日100話】047 ねんねこ猫ができるまで
今日のお題は「ねんねこ」です。 昔話で見かける、おぶった赤ちゃんごと包む半纏を"ねんねこ"と言うのだ...

→遠い街からもらわれた元野良猫が、別の街から来た野良子猫を舎弟にするまで(?)。ここまでスムーズに行くことは珍しいらしいですが、そこはフィクションということで。

 

【100日100話】048 牡蠣の海

【100日100話】048 牡蠣の海
今日のお題は「牡蠣」です。 地域選択は地元だからです……呉とか宇品とかいろんなところに牡蠣筏はあるよ...

→広島で海を見ながら育った人間として、東北の震災で受けた衝撃を書きました。言葉足らずですが、少しでも伝わればと願います。

 

【100日100話】063 ゆきぶとん

【100日100話】 063 ゆきぶとん
ゆきぶとんふわふわ ふわふわ つめたい ゆきは ふとんに なるって しってるかい かめさんも やま...

→絵本風第2弾。本当は童話賞に出すつもりだったのですが、あまりに短すぎて規定の文字数に足りなかったので諦めました。

 

【100日100話】064 縄文人にドングリを与えないでください

【100日100話】064 縄文人にドングリを与えないでください
縄文人にドングリを与えないでください"仕事場"に立つ看板に首をかしげる。昨日はこんなもんなかったぞ。...

→とある作家さんの実話からネタをいただきました。自分でも読んでいて暖かくなるお話です。

 

【100日100話】065 3日おきに潰れる食堂の話

【100日100話】065 3日おきに潰れる食堂の話
3日おきに潰れる食堂の話その食堂は3日おきに潰れるのだと常連の間で有名だった。味はすこぶる美味いのだ...

→ちょっぴりミステリーな食堂のお話。どちらかというと童話風だと思っています。

 

【100日100話】070 嫁入りの夜

【100日100話】070 嫁入りの夜
ぽ…ぽぽ……ぽ…ぽぽ……緋色に柑子に橙に、丸い光が揺れ列ぶ。増えては消え、また増えては消えとしながら...

→むかしむかし、で始まるような世界観を書いてみました。恋愛に含むか迷いましたがこちらで。

 

恋愛

【100日100話】006 夏が終われば

【100日100話】006 夏が終われば
 夏が終わっていくねえ、とこぼす声に、お前は何を言っているんだと思わずテンプレを返してしまう。  ...

→塾帰り、まだ淡い想いの情景を書きました。多分これから知っていくのでしょう。

 

【100日100話】019 祭の帰り道

【100日100話】019 祭の帰り道
今日のお題は「わたあめ」です。青春と幼馴染は夏の夜に似合いますね。

→お祭りって帰り道が一番きれいな気がしませんか。そこには浴衣と幼馴染みだろうと信じてます(キリッ

 

【100日100話】026 七夕は神に限らず

【100日100話】 026 七夕は神に限らず
今日のお題は「とうがん」です。それを食べると、かならず同じ夢を見る。いつもと同じ、まろやかな幸福の記...

→ネタバレしちゃうと予知夢のお話。多分ウケは悪いんですけど、なんとなく好きなんですよこの話。

 

【100日100話】034 お狐様のつがい

【100日100話】034 お狐様のつがい
今日のお題は「ひがんばな」です。

→会いに来るお狐さまと訳ありの子供。異種婚姻譚を書こうとして撃沈した感がありますが、書きたかった雰囲気は出せました。

 

【100日100話】037 その香を君は何と呼ぶ

【100日100話】037 その香を君は何と呼ぶ
今日のお題は「金木犀」です。 花言葉から甘酸っぱさ重視、剣士と可愛い子でベタなお話。その香を君は何と...

→少女剣士が知らなかった事実を知る話。さわやかな恋愛物に挑戦しようと思ったんです。金木犀のポプリ、かわいいですよ。

 

【100日100話】043 告げるこの日を、待っていた。

【100日100話】043 告げるこの日を、待っていた。
今日のお題は「落葉」です。 以前見たお話を短くアレンジしてみたのですが、慣れない展開は難しいです。 ...

→政治に強い王妃様は、血の繋がらない息子にある日邪険にされて……「小説家になろう」によくある女性向け貴族恋愛物を書いてみたかったのです。

 

【100日100話】089 13時、本人の知らないところで

【100日100話】089 13時、本人の知らないところで
全国から人が集まる大学では、みなみなが「故郷の味」との差に驚く。 いわく、米がまずい。魚がまずい...

→100話中一番熱烈かもしれない恋の話。作中の台詞はまず私が思いました。まさかそんなところに飛ぶと思わなかったんだ。

 

現代ドラマ

【100日100話】003 灼ける日と麦茶

【100日100話】003 灼ける日と麦茶
 北国出身の友人がとある地域へ行った時、あまりの暑さに 「ここは人の暮らす場所ではありませんっ」 ...

→8月5日の広島のお話。噴水の話は祖母に聞きましたが、今でもそうなのかは不明です。

 

【100日100話】022 秋天の霹靂

【100日100話】022 秋天の霹靂
いつもの部活動のはずだった。またご老体が妙なことして、私が後片付けをして。 「君は布と糸の色を...

→変わり者の老教師とその庇護下にあった生徒の話。私の理想の一種が詰まっています。

 

【100日100話】036 春嵐の前の静かな秋

【100日100話】036 春嵐の前の静かな秋
今日のお題は「読書の秋」です。 見た目と態度と読むものは、比例しないこともあるのです。春嵐の前の静か...

→俗に浮きこぼれやギフテッドと呼ばれるお子さんが一定数いらっしゃってですね、彼らの話から出来上がったものです。

 

【100日100話】050 共有は遠く、終わるには近すぎて

【100日100話】050 共有は遠く、終わるには近すぎて
今日のお題は「桜紅葉」です。とってもきれいだったので画像検索おすすめです。あ、読んだ後でね!←

→変わり者の老人と日文専攻の学生のお話。100話中唯一の続編なのですが、ツッコミはなかったのでちょっと寂しかったです。

 

【100日100話】053 誰も知らない

【100日100話】053 誰も知らない
今日のお題は「冬木立」です。中身は想像におまかせします。

→よく考えると怖い話。どこまで通じたかわかりませんが、実際に臭いはしないそうです。

 

【100日100話】069 変態論

【100日100話】069 変態論
アシカは猫の親戚である。遠いところで別れた後、海に向かったのがアシカになり、陸に向かったのが猫になっ...

→変態の話であって変態の話ではないんですが文字では通じませんね……会話文形式の中では気に入っています。

 

【100日100話】077 夜1時の恐怖体験

【100日100話】077 夜1時の恐怖体験
大変タフな状況だ。某24時間な主人公でも解決できるかわからない。 いや、あの身体能力なら難なくこ...

→シリアスすぎて喜劇、という作風に挑戦したくて書きました。24時間の人でも難しい状況だと思います。

 

【100日100話】087 嫌な予感でいっぱいの11時

【100日100話】087 嫌な予感でいっぱいの11時
3時間も並んだのに! 瞬間、彼女の頭を占めたのはそのことだった。予感が見事に当たってしまったこと...

→よく考えるとお題とずれた気もするのですが、個人的な理想を詰め込めたのでやはりお気に入りです。

 

【100日100話】093 17時は慌ただしい

【100日100話】093 17時は慌ただしい
体の中がぎゅう詰めになると、また「のーざんぎょうでー」なるものがやってきたのかとカーゴは得心する。上...

→ファンタジーでない擬人化に挑戦しました。会社の飲み会って、無礼講であり愉快なものであって欲しいんですよ。

 

【100日100話】098 考え事に没頭する22時

【100日100話】098 考え事に没頭する22時
string q = "彼は私を愛しているか"; if(!String.IsNullOrEm...

→読める人にはツッコミを受け、読めない人にもツッコミを受けるかと思ったら何もなかった問題作。コンピュータ数学の言葉でしゃべる人間も、世の中には存在するそうですよ。

 

ファンタジー・近未来

【100日100話】004 だってみんなそう言ったじゃないですか

【100日100話】004 だってみんなそう言ったじゃないですか
 警戒せよ。警戒せよ。  赤いパトランプの回る中、研究者たちは呆然とする。  文明発生より約30...

→星新一のショートショートを意識して書いたもの。人工知能と創作についてものすごく悩んでいた時に、ふっと思い浮かんだネタでした。

 

【100日100話】011 選べるならば、選んだ路を

【100日100話】011 選べるならば、選んだ路を
「ウチミズヤに御座い」 「ウチミズヤに御座い」  古いメカボイスでそうふれ回るのは、学内を自走す...

→好きな道か、得意な道か。未来には選択が迫られると信じています。地味に打ち水ロボットが好きです。

 

【100日100話】013 鎮めの儀式

【100日100話】013 鎮めの儀式
眠れ。眠れ。さまよう霊よ。 拍手の音に。踏み鳴る音に。 平穏なれと、祈りて眠れ。 それは異...

→お題が「盆踊り」の時点でこの情景が浮かんでどうしようもありませんでした。

 

【100日100話】023 知れぬ人、知らぬ名を呼ぶ

【100日100話】023 知れぬ人、知らぬ名を呼ぶ
「ただの薬草園だぞ?」 思わず言葉を返したのは、持ち主である薬師にとってあまりに意外な言葉だっ...

→猫のような老人と、それに付き合う薬師の話。ラストシーンで作者も鳥肌が立ちました。これがあるから小説書きはやめられないのです。

 

【100日100話】028 傲慢な神様と丸顔の巫女

【100日100話】028 傲慢な神様と丸顔の巫女
今日のお題は「白露」です。

→ちょっぴり(?)丸めの巫女見習いと、菓子作りを愛する水神様の一幕。紅葉ちゃんとシラギ様、結構お気に入りのキャラクターなので、続きが浮かんだらまた書きたいです。

 

【100日100話】035 別に可愛がってるわけではないからね

【100日100話】035 別に可愛がってるわけではないからね

→情報系の教授と研究室の学生のお話。あえて言わないブームの頃の一作です。

 

【100日100話】044 主(未定)とお付きの冒険~遭難未遂編~

【100日100話】044 主(未定)とお付きの冒険~遭難未遂編~
今日のお題は「星月夜」です。 星月夜の井、という昼でも星が見えたと言い伝わる場所が現実にあるそうです...

→勝ち気な姫様と人の姿をした「何か」が、異常に遭遇する話。この姫様と青年の組み合わせも好きなんですよね。思いついたらまた書きたい子たちです。

 

【100日100話】067 監視曰く、稚児趣味に今の河原は向かずと。

【100日100話】067 監視曰く、稚児趣味に今の河原は向かずと。
監視曰く、稚児趣味に今の河原は向かずと。枯れ草を割いた糸を手に、実の一粒を通していく。「ひとぉつ、ふ...

→星新一を意識した第2弾。超高齢社会におきましては、こんな状況になっていてもおかしくないと思うのです。

 

【100日100話】075 年寄童、かく語りき

【100日100話】075 年寄童、かく語りき
今日のお題は「菊」です。年寄童、かく語りき「変化を騒がず、厭わず、ただ淡々と受け入れ愛でる。その精神...

→古典の菊慈童をモチーフにした不老不死ものです。古典は古典というだけで深みが出て便利ですね(ぇ

 

【100日100話】084 8時、いつもと違う朝食

【100日100話】084 8時、いつもと違う朝食
どろりとした黒っぽい粥に、きつい塩漬け野菜が多少。それが別料金の朝飯だった。村を出たことを悔いそうに...

→根無しと忌まれる少女と、何も知らずに朝食をとる青年の一幕。彼らにはバックに大きな話があるので、いつか形にしたいなと思ってます。