意識が遠のくので手書きの履歴書には滅びてほしいんだが如何。

   

履歴書を書くのが苦手だ。

意識がそれると何かしら起きるので、すぐ反故を出す羽目になる。

気分は写経であるが、あいにく有り難みは特にない。

それとは別に困るのが、認知資源を思い切り削っていくことだ。

1枚書くごとに、1~2回は横にならないと意識がもたない。

今日は2枚目を書いている途中で5,6時間ほど寝ていた。

いっそ寝る前に書いたら入眠できるのでは、と思ったが、夢うつつで数時間拘束はさすがに体にこたえる。

一番の理由はわかっている。

文字を書くときの加減がわからなくて、無駄な握力と集中力をかけて書いていくからだ。

文字を書く、というのは3次元の動作になる。

どこにペンを置き、どこまで手を動かすのか、微細かつ立体的な運動を繰り返すのだ。

おかげで空間認識能力が弱いと、手書きで名前を書くのにも一苦労するのである。

私の場合は丁寧さを気にしなければ、まだ書ける方だけれども……

思いつきに手が追いつかなくて、腕を傷めることがある。

手書きの履歴書は、見る人が見れば相手の人柄がわかる貴重な資料であるらしい。

それでも「このご時世に、障害者求人じゃPCで作った履歴書がアウトだなんて!」と思わずにいられない。

前職では、PC履歴書で就職できたから、余計に理不尽を感じる。

肘から下を傷めつつ、1枚ごとに意識が遠ざかっていては、なおさらのことである。

※念のため書いておくと、脳や手の障害で手書きでは読める文字を書けない、という人の場合は、機械で履歴書を作ることを認めている企業もある。